オイラの部屋のタンスの引出しには何百とカセット・テープが詰まっている。
それも高校時代から大学生時代に聴いた思い出のテープ達。
中にはその時代にバンドで録音したデモ・テープもある。
余りの懐かしさに、ずっと部屋の奥で眠っていたカセット・デッキを取り出しました。
因みに、もう今の時代カセットテープで音楽聴く人、いったいどれだけいるんでしょうか?
オイラは20代の大学時代、ひたすらビルメインテナンスのバイトをして
秋葉原の電気街の「石丸電気」にてスピーカーと高級カセット・デッキを買った。
それだけで10万以上オーディオに金を使っていた頃です。
早速懐かしいテープを入れスタート、動いた。しかし、あれ?
音が出ない、もしやと思いカセットを取り出してみるとテープがめちゃくちゃにからんでいる!。
「ダメだ、既に壊れている」と諦めながらも何件かのオーディオ専門店に持ち込むが
メーカーが既にないため修理は不可能と言われた。
正直、がっくりです。
リサイクルが叫ばれる昨今、再利用できないなんて・・・。
とそんな中、代わりの中古デッキはいくらでリサイクルショップで売りに出ているのか
ネットで調べたら、あるリサイクルショップの文言に目が止まった。
「家電・オーディオ、修理します」。
最後の望みをかけてそのショップにデッキを持ち込んだ。
するとオーナーさん、「ピンチローラーがおかしいでしょう?」と即答。
「一応診てみるから時間をちょうだい。」
オイラひたすら「お願いします」の連発。
そして帰宅して夕食を終えた晩に携帯が鳴った。例のリサイクル店からだ。
結果は期待してなかったので、とりあえず引き取りに行こうと話を聞いた。
すると「ちょっとクリーニングしたら正常に動作するようになったよ」とのこと。(やった~!)
そして「修理賃はおいくらですか?」と尋ねたら「クリーニングしただけだから代金は要りません」とのこと。
何て良心的な、そしてプロフェッショナルな方だと関心いたしました。
本当にありがとうございます。
明日の午後にでも引き取りに行ってお礼を言いたいと思います。
使い捨て社会からリサイクルへの転換、
オイラは身を持って味わいました。
皆さんも何でも直ぐ捨てずに、使えるものは壊れて直せないくらいまで使い倒しましょう!!。
告知です。
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